子供の創造性をどう伸ばすのか
「子供の創造性をどう伸ばすのか」『市民タイムス』2017年11月30日。 「学校教育は、創造性を殺してしまっている」。こんな、やや過激なタイトルで講演したのが、イギリス出身の思想家ケン・ロビンソン卿だ。「広める価値のある…
「子供の創造性をどう伸ばすのか」『市民タイムス』2017年11月30日。 「学校教育は、創造性を殺してしまっている」。こんな、やや過激なタイトルで講演したのが、イギリス出身の思想家ケン・ロビンソン卿だ。「広める価値のある…
「不況にあえぐ民主主義」『市民タイムス』2017年10月29日。 今、世界中の政治学者が注目しているテーマに「民主主義の不況論」というものがある。言い始めたのは、民主主義論で有名なラリー・ダイアモンド(スタンフォード大学…
「台湾音楽外交」『市民タイムス』2017年9月26日。 東アジア情勢がきな臭い。盛んに報道される北朝鮮をめぐる動きのみならず、この地域にはいくつもの火種が存在する。日中関係も、日韓関係も、このところ良好とは言い難い状況が…
「ライブ演奏の価値」『市民タイムス』2017年8月24日。 インターネットの発展は、音楽を取り巻く環境も一変させた。デジタルの特性は、複製が容易なところにある。今や、著作権法上違法なものも含めて、ネット上には無数の音楽コ…
「週末マーケット」『市民タイムス』2017年7月23日。 これまでに、世界中の多くの街を訪れる機会に恵まれてきた。旧市街、史跡、美術館、カフェ、レストラン、公園、劇場などなど、訪れるべき場所は多い。これらに加え、筆者の旅…
「技術×教育の可能性」『市民タイムス』2017年6月20日。 技術は社会を変える。いくつかの技術は、「創造的破壊」を伴いながら社会変革をもたらす。インターネットに代表される情報通信技術は、そうした技術の典型例である。こう…
石油などのエネルギー資源の産出がピークを迎え、このままでは現代文明が成り立たなくなる時、私たちの社会はどのように変わっていくのか? そして、時代の転換を生き抜くには何が必要か? 米国と中東の異なる文明に直に触れてきた講師…
「マクロとミクロの関係性」『市民タイムス』2017年5月16日 先日、『暮らしと世界のリデザイン:成長の限界とその先の未来』(花伝社)を上梓した。リデザインとは、再設計という意味である。今、世界を見回してみると、各地で問…
「街とグリーンな公共財」『市民タイムス』2017年4月12日。 先日、西オーストラリア最大の都市であるパースを訪問する機会に恵まれた。インド洋に面し、約200万人が暮らすこの街は、しばしば「世界一美しい街」と呼ばれること…
「大学で学ぶべきもの」『市民タイムス』2017年3月10日。 卒業の季節である。毎年この時期になると、4年生を社会に送り出すことになる。入学当時の彼女たちのことを思い出してみると、4年間で随分と成長したなと驚くと共に、う…