【インタビュー記事掲載】後退する民主主義:カウンターデモクラシーの可能性を考える(東京新聞)

後退する民主主義:カウンターデモクラシーの可能性を考える」(『東京新聞』、2018年6月16日)として、インタビュー記事が掲載されました。


財務省の公文書改ざん問題などの全容解明を求める国民の声をよそに、閣僚や官僚は国会で、野党の質問にまともに答えない。

他方、地検も改ざんを指示した元幹部らを不起訴とした。代議制、捜査機関にとどまらず、不正を正すためのあらゆる民主主義的な制度が機能不全に陥ったかのようだ。国民の政治不信も頂点に達している今、「不信」を通じて民主主義を補完しようという「カウンターデモクラシー」が世界的に注目を集めている。

日本は健全な民主主義を取り戻せるのか。この思想に詳しい清泉女子大学の山本達也教授に聞いた。