街を食べる
「街を食べる」『市民タイムス』2016年11月29日。 先日、ちょっぴり風変わりなバーベキューパーティに参加する機会があった。「休日のお昼時に、海辺の砂浜で行うバーベキュー」と言えば、それほど珍しい印象を受けないかもしれ…
「街を食べる」『市民タイムス』2016年11月29日。 先日、ちょっぴり風変わりなバーベキューパーティに参加する機会があった。「休日のお昼時に、海辺の砂浜で行うバーベキュー」と言えば、それほど珍しい印象を受けないかもしれ…
「活字の底力」『市民タイムス』2016年10月27日。 人類史上、今ほど情報過多な時代はない。新聞、ラジオ、テレビ、雑誌、書籍、それからインターネットと、われわれの周りは常に情報で溢れている。中でも、爆発的に情報量を拡大…
「『リミッター』を外してみる」『市民タイムス』2016年9月24日。 学生たちと「沖縄八重山諸島フィールドワーク」ということで、西表島・石垣島に行ってきた。テーマは、「足下の自然を知る」ことを皮切りに「自然と自然」「人と…
「『体験の質』へのこだわり」『市民タイムス』2016年8月22日。 「岳都・松本」は、その名の通り山と親しみやすい環境が魅力である。我が家も、記念すべき第1回「山の日」には美ヶ原に、その翌週には八方池へとトレッキングに出…
「あえて借りを作る」『市民タイムス』2016年7月21日。 いきなり私事で恐縮だが、先日、大学で来客接客中に回転性のめまいに襲われ、そのまま倒れ救急搬送されるという経験をした。仕事のスケジュールがタイトで、やや疲れ気味だ…
「足下から自然を知る」『市民タイムス』2016年6月16日。 都市生活をしているとつい忘れがちであるが、われわれ人間は自然の恵みによって生かされている。生命を維持するために不可欠な食べ物も飲み物も、ゼロからつくり出すこと…
『毎日新聞』に、インタビュー記事が掲載されました。 アラブの春から5年がたちましたが、「春」ではなく「冬」に逆戻している国がほとんどです。 特に、地域の大国エジプトのこれからを心配すると共に注視しています。 「冬」に戻っ…
「珈琲と街と文化」『市民タイムス』2016年5月20日。 思えば、世界中のいろいろな街で珈琲を楽しんできた。何歳頃から珈琲を飲む習慣が身についたのか正確には覚えていないが、珈琲の文化的差異を面白がるようになったのは、高校…
「効率性の落とし穴」『市民タイムス』2016年4月18日。 新年度がスタートし、今年もフレッシュな新入生たちを迎え入れた。私の所属する学科では、入学後すぐに2泊3日の新入生合宿を行い、最終日にはグループごとにプレゼンテー…
「朝シフト」『市民タイムス』2016年3月16日。 朝型、夜型なる言葉がある。このところ世界中のいろいろな場所を訪れる度に、最近の世界的なトレンドは、「面白い」と思えるような人も、街も、夜型から朝型へシフトしていると感じ…