アキ・ラー氏 講演会のご案内

カンボジア地雷博物館の館長で、アメリカCNNの「世界のヒーロー」トップ10にも選出されたことのあるアキ・ラー氏を、カンボジアからお招きし、講演会を企画しました。


日時: 2019年10月26日(土) 13時〜15時(開場:12時15分)
    終了後、懇親会(15時30分〜)を予定しています。

場所: 清泉女子大学 2号館4階 240教室
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講演者: アキ・ラー氏(カンボジア地雷博物館館長・CNN世界のヒーロートップ10)

講演案内チラシ(PDFファイル)


アキ・ラー氏は、1973年、カンボジアに生まれます。

幼くして、クメール・ルージュ(ポルポト派)によって、両親と引き離され、少年兵として訓練されます。わずか10歳で戦場に送られ、13歳でベトナム軍の捕虜となり、以来、ベトナム兵として、ベトナムがカンボジアから撤退してからはカンボジア政府軍として、今度は、かつての仲間だったクメール・ルージュと戦わされるという人生でした。

転機は、20歳の時。カンボジア内戦が終わり、国連のUNTAC(カンボジア暫定統治機構)が、やってきます。その出会いをきっかけに、彼は、これまでに自分も埋めてきた地雷を、今度は、単身、取り除くことに人生をかけるようになります。

これまでに、取り除いてきた地雷は5万個以上。ミスはゼロ。兵器を知りつくした彼だからこその偉業だと言われています。

現在は、地雷除去のNGOチームを率いつつ、地雷被害の子ども、戦争孤児、エイズの子ども、貧困に苦しむ子どもたちのための孤児院も運営しています。


この講演会では、彼の活動についてのお話しはもちろんのこと、「人生に選択肢がある」ということを知らないまま少年兵として過ごさざるを得なかった彼に、「この地球で生きるということ」「人生とは」という大きなテーマについても語って頂きます。

アキ・ラー氏は、三省堂の『New Horizon』(中学2年)の英語教科書にも紹介されているので、もしかしたら、教科書を通じてご存じの方もらいらっしゃるかもしれません。

講演会後には、懇親会も予定しています。アキ・ラー氏と直接ふれあい、彼のメッセージに直接触れるチャンスです。是非、お越し下さい。


参加費は、「無料」ですが、以下の申し込みフォームから、事前お申し込みが必要です。

アキ・ラー氏講演会、申し込みフォーム