メルマガ「半歩先通信」のご案内

テーマは、「Be the Change!(前例がないのなら、自分が先に前例になってしまおう!)」。

新しい社会の実現に向け、自分自身の能力を伸ばしつつ、具体的に何をするべきかを追求する「チェンジメーカー」たちと、時代の「半歩先」を先取りしながら共に歩んでいきたいという思いを込めてメルマガ「半歩先通信」を配信しています。


「半歩先通信」のご登録(無料)は、こちらののページから、お願いいたします。


今、世界は、大きく変わろうとしています。

様々な困難が、私たちの目の前に迫っています。
いくつもの研究が、小手先の対策では太刀打ちできないことを示しています。

今求められているのは、単なる対処や対策ではなく、文明論的なパラダイムシフトです。

そこでは、「次の時代の社会」をどのようにデザインしていくのかというテーマが、問われることになります。

テクノロジーがすべてを解決してくれるとは思いませんが、これまで人類が築き上げてきた科学的知見や先端的なテクノロジーは、重要な役割を果たすことができると信じています。

テクノロジーが進歩し、進化していった先は、再び「人類と自然との距離」を近づけることになるでしょう。

現代社会が直面している困難の克服として先端的なテクノロジーが向かう先は、どれだけヒトと自然との関係を取り戻すことができるかが重要なポイントになるはずです。

これからの時代の「最新テクノロジー」は、より自然に寄り添い、自然と共生しながら、自然の力を最大限に生かす形で進化していかざるを得ません。そうでなければ、「有限な地球」の中で、簡単に持続可能性を失ってしまうからです。

Living with Natureな次世代社会のデザイン

20世紀が、ニューヨーク、ロンドン、パリ、東京などの大都市の時代だったすれば、21世紀に存在感を示すのは、自然環境との距離が近い中小都市(ローカル)になることでしょう。

たとえば、地産地消を考えてみましょう。地産地消という行為は、そもそも、その都市の周辺に豊かな自然環境がなければ成り立ちません。

今、問われているのは、「自然」と「都市のシステム」とが不可分の関係として調和するための仕組みや仕掛けです。テクノロジーも一定の役割を果たすことになるでしょう。そんな「半歩先のローカルの姿」を<ニュー・ローカル>と呼んでいます。

では、どうすればあるべき<ニュー・ローカル>を創造していけるのでしょうか。そのために、自分はどんな能力を伸ばしつつ、具体的に何をするべきなのでしょうか。個人にとっても、社会にとっても、今、取り組むべき重要な問いは、ここに集約されていると思います。

こんな視点から、時代の「半歩先」について考えています。
その思考の一端を、読者のみなさまと共有していこうというのが、このメルマガ「半歩先通信」です。

「半歩先通信」を通して、読者の皆様が「あるべき変化に向かって自分自身を変革していく(Be the Change!)」ためのサポートをしたいと願っています。

著書『暮らしと世界のリデザイン:成長の限界とこの先の世界』(花伝社、2017年)の序章に、以下のように書きました。

『暮らしと世界のリデザイン』序章より
変化は怖れるものではなく、楽しむものである。

今の常識からとらわれた視点では「悲劇」に感じられるようなことであっても、開き直って次の時代を生きはじめれば、そこには新たな世界が待っている。
激動の時代においては、変わることのリスクよりも、変わらないままでいるリスクの方が大きい。
変わるために必要なのは、新たな視点と、自分の人生を自分自身の足で歩いて行くのだという「ちょっとした覚悟」である。

「半歩先」を見通して、「半歩先」をいち早く歩き始める。
そして、「前例がないのなら、自分自身があるべき前例になって」しまう。

そのためのヒントを国内外で集めてながら、読者のみなさんとシェアしていきたいと思っています。

配信は、原則として月に2回のペース。
偶数週の日曜日の午前6時頃に配信されます。
無料です。

「議論するだけでなく、実践しなきゃ!」と考える「チェンジメーカー」のみなさまの、ご購読をお待ちしています!


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