2021年7月10日に開催された、日本青年会議所北陸信越地区協議会主催の「第62回地区フォーラムin松本」(まつもと市民芸術館)で、以下の講演をさせて頂きました。
「松本市基本構想2030」を解剖しつつ大転換期における地方都市の未来を考える
〜 New Localをデザインするための設計思想とテクノロジー 〜
「松本市基本構想2030」は、21名の民間委員を中心に原案を策定するという、松本市としては初めての試みを採用して策定されました。
「松本市基本構想2030」自体は、とてもシンプルな文章で表現されたものですが、この文章の裏には、各委員たちの膨大な量の研究や経験の成果、そして、そこから導かれる未来ビジョン、その未来ビジョンを実現するための仕掛けが埋め込まれています。
この講演では、そんな「松本市基本構想2030」を解剖するかのように解きほぐしながら、次の時代の「New Local」をデザインするために求められるだろう設計思想やテクノロジーのお話しをさせて頂きました。
はじめの1時間が講演で、その後、日本青年会議所北信地区協議会会長も交え、パネルディスカッションを行っています。
また、この講演に連動させる形で、「付録」的に小冊子を書き下ろしました。
タイトルは、『5・17・31』(『VUCA時代に半歩先を歩んでいくための読書と映像ガイド:5つの行動目標・17のテーマ・31のコンテンツ』)です。
「松本市基本構想2030」は、以下の5つの行動目標を掲げています。
- みとめる
- まなぶ
- いかす
- つなぐ
- いどむ
この5つの行動目標に対応した、次の17のテーマを設定し、それぞれのテーマの導入として参考になりそうな書籍や映像(動画)など31のコンテンツを選定し、解説しています。
17のテーマは、以下の通りです。
- エネルギーの未来
- 資本主義の限界
- ヘルスケアの未来
- 一生学び続ける時代
- 深いところから考える
- 世界は分けてもわからない
- 「教育」の再創造
- 人生そのものを学ぶ
- 才能の多様性
- 自然と共に生きる
- ネットワークの組み替え
- 旅の未来(長距離をつなぐ存在になる)
- 「与える」ことの真の価値
- 「成功」する人と「失敗」してしまう人を分けるものは何か?
- しなやかマインドセット(Growth Mindset)を持ち続ける
- 傷つく心の力に気がつく(不安は悪いことではない)
- Be the Change
字数にして、約32000字、400字詰め原稿用紙で80枚分位を、結局書き下ろしで仕上げました。
ご関心のある方に、プレゼント(郵送費:レターパックライト代370円だけご負担ください)したいと思います。
https://ec.tsuku2.jp/items/20210709085550-0001
ご依頼は、上のリンクからお願いいたします。